ワシントンDCの無料博物館・美術館7選|スミソニアンのおすすめ施設を紹介
ワシントンDCには、スミソニアン協会(Smithsonian Institution)が運営する世界トップクラスの博物館・美術館が集まっています。
しかも、その多くが入館無料。歴史や自然科学、美術、航空宇宙まで幅広いジャンルを楽しめるため、ワシントンDC観光では外せないスポットです。
私は3日間の滞在で実際に7つの施設を訪れました。当時は国立航空宇宙博物館が改装中だったため、代わりに別館のスティーブン・F・ウドバー・ハージーセンターを訪れています。
この記事では、実際に訪れた施設を中心に、それぞれの見どころやおすすめポイントを紹介します。初めてワシントンDCを訪れる方や、「どの博物館から行けばいい?」と迷っている方の参考になれば嬉しいです。
なお、ワシントンDC観光のモデルコースについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
今回紹介する博物館・美術館マップ
国立航空宇宙博物館
National Air and Space Museum
⏰ 所要時間:2〜3時間
👤 こんな人におすすめ: 飛行機や宇宙開発に興味がある方、子連れ旅行
国立航空宇宙博物館は、スミソニアン協会を代表する人気博物館のひとつです。ライト兄弟が開発した世界初の実用飛行機や、アポロ計画で使用された司令船「コロンビア」、月の石など、航空・宇宙開発の歴史を物語る貴重な展示を見ることができます。
ワシントンDC観光では特に人気が高く、初めて訪れる方にもおすすめの博物館です。
私が訪れた2022年当時は本館が大規模改装中だったため、残念ながら入館できませんでした。その代わりに、ダレス国際空港近くにある別館「スティーブン・F・ウドバー・ハージーセンター」を訪れました。
こちらには本館には展示できない大型航空機やスペースシャトル「ディスカバリー」などが展示されており、想像以上に見応えがありました。次の章で詳しく紹介します。
スティーブン・F・ウドバー・ハージーセンター
Steven F. Udvar-Hazy Center
⏰ 所要時間:2〜3時間
👤 こんな人におすすめ: 飛行機や宇宙開発に興味がある方、家族旅行
スティーブン・F・ウドバー・ハージーセンターは、国立航空宇宙博物館の別館です。ダレス国際空港の近くにあり、本館には展示できない大型の航空機や宇宙船が数多く展示されています。
館内に入ってまず驚いたのは、広大な展示室いっぱいに本物の飛行機が並ぶ迫力です。天井にも数多くの航空機が吊り下げられており、まるで航空機の格納庫に迷い込んだようなスケールでした。
中でも印象に残ったのは、実際に宇宙で活躍したスペースシャトル「ディスカバリー」です。間近で見る機体は想像以上に大きく、アメリカの宇宙開発の歴史を感じられる展示でした。
また、世界最速クラスの偵察機として知られるSR-71 ブラックバードや、日本の特別攻撃機「桜花(おうか)」など、航空史を語る貴重な実機も展示されています。飛行機に詳しくなくても、その迫力に圧倒されました。




国立美術館
National Gallery of Art
⏰ 所要時間:2〜4時間
👤 こんな人におすすめ: 美術館巡りが好きな方、世界的な名画を鑑賞したい方
国立美術館は、ワシントンDCを代表する美術館のひとつです。スミソニアン協会ではありませんが、こちらも入館無料で、ダ・ヴィンチやゴッホ、モネなど世界的な名画を鑑賞できます。
西館ではルネサンスから19世紀のヨーロッパ絵画を中心に、東館では現代アートを中心に展示されています。作品数が非常に多いため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
私が特に印象に残ったのは、レオナルド・ダ・ヴィンチ《ジネヴラ・デ・ベンチの肖像》でした。アメリカで唯一のダ・ヴィンチ作品として知られ、多くの人が足を止めて鑑賞していました。
また、ゴッホやモネなど、日本でも人気の高い画家の作品を無料で鑑賞できるのも大きな魅力です。美術館が好きな方なら、ワシントンDC観光でぜひ訪れてほしいスポットです。
有名作品をチェック

アメリカで唯一展示されているレオナルド・ダ・ヴィンチの作品



建物も魅力的
国立美術館は展示作品だけでなく、建物そのものも見どころです。天窓から自然光が差し込むギャラリーや、大理石を使った重厚感のある空間は歩いているだけでも楽しめました。無料とは思えないほど美しい建築で、美術館巡りが好きな方には特におすすめです。


国立自然史博物館
National Museum of Natural History
⏰ 所要時間:2〜3時間
👤 こんな人におすすめ: 家族旅行、自然や恐竜が好きな方
国立自然史博物館は、スミソニアン協会の中でも特に人気の高い博物館です。恐竜の化石や動物、鉱物など幅広い展示があり、大人から子どもまで楽しめます。
私が特に印象に残ったのは、迫力ある恐竜の展示と、世界的に有名なホープダイヤモンド(Hope Diamond)でした。
館内はとても広く、展示数も多いため、興味のあるエリアを中心に回るのがおすすめです。



国立アメリカ歴史博物館
National Museum of American History
⏰ 所要時間:2時間前後
👤 こんな人におすすめ: アメリカの歴史や文化に興味がある方
アメリカ歴史博物館では、アメリカの歴史や暮らし、文化をテーマにした展示を見ることができます。
私が印象に残ったのは、歴史ある蒸気機関車やクラシックカーの展示です。また、アメリカを象徴するキャラクターアンクル・サムに関する展示や、歴代ファーストレディが実際に着用したドレスも見応えがありました。
美術館とは違った視点でアメリカの歴史や文化に触れられる、おすすめの博物館です。




国立肖像画美術館
National Portrait Gallery
⏰ 所要時間:1〜2時間
👤 こんな人におすすめ: 美術やアメリカ史に興味がある方
国立肖像画美術館では、歴代大統領やアメリカの著名人の肖像画が展示されています。
私が特に印象に残ったのは、ジョージ・ワシントンやエイブラハム・リンカーンなど歴代大統領の肖像画です。それぞれの時代を代表する人物を一度に見ることができ、アメリカの歴史を身近に感じられました。



また、ガラス屋根に覆われたKogod Courtyard(コゴッド・コートヤード)も見どころです。自然光が差し込む開放的な空間で、館内とは思えないほどゆったりとした雰囲気でした。散策の途中にひと休みする場所としてもおすすめです。

スミソニアン・キャッスル
Smithsonian Castle
⏰ 所要時間:15〜30分
👤 こんな人におすすめ: ナショナルモールを散策する方
スミソニアン・キャッスルは、スミソニアン協会のシンボル的な建物です。赤い砂岩で造られたお城のような外観が特徴で、ナショナルモールを歩いているとひときわ目を引きます。
今回は外観のみ立ち寄りましたが、ワシントンDCらしい景色を楽しめるスポットでした。周辺には多くの博物館が集まっているため、観光の途中に立ち寄るのもおすすめです。

おまけ:時間があれば立ち寄りたいスポット
アメリカ植物園
United States Botanic Garden
⏰ 所要時間:30〜60分
ナショナルモール近くにある無料の植物園です。熱帯植物や季節の花々が展示されており、博物館巡りの合間に立ち寄るのにもぴったりでした。
館内は温室になっているため、天候を気にせず楽しめるのも魅力です。

アメリカ合衆国ホロコースト記念博物館
United States Holocaust Memorial Museum
⏰ 所要時間:2〜3時間
ホロコーストの歴史を伝える博物館です。写真や映像、実物資料を通して、第二次世界大戦中に起きた出来事について深く学ぶことができます。
展示内容は重く考えさせられるものが多いですが、歴史を知る上で非常に意義のある博物館でした。
※ 事前予約が必要な場合があるため、訪問前に公式サイトを確認するのがおすすめです。

まとめ
ワシントンDCには、無料とは思えないほど充実した博物館・美術館が数多くあります。
初めて訪れるなら、まずは次の3施設がおすすめです。
- 国立美術館:世界的な名画を無料で鑑賞できる
- 国立自然史博物館:恐竜やホープダイヤモンドなど見どころが豊富
- 国立航空宇宙博物館(またはウドバー・ハージーセンター):航空・宇宙好きなら外せない人気スポット
私は3日間で7施設を巡りましたが、どの施設も無料とは思えないほど充実した展示ばかりでした。ワシントンDCを訪れる際は、興味のあるテーマに合わせて、ぜひ博物館・美術館巡りを楽しんでみてください。