サバンナはジョージア州にある南部の古都。石畳の通りやスパニッシュモスの垂れ下がる木々に囲まれ、歩くだけでゆったりした時間が流れる街です。
街に足を踏み入れた瞬間から、南部らしいゆったりした空気と映画のワンシーンのような景色にワクワクしたのを覚えています。アメリカ人の英語の先生に、街全体が綺麗で休暇に行くのにいい街だよって教えてもらいました。
サバンナのメインエリア、Historic District(ヒストリック・ディストリクト)を歩いて散策しました。この記事は2021年に訪れたことをもとに書いています。
サバンナってどんな街?
サバンナは1733年に設立された、ジョージア州で最も古い街のひとつです。
石畳の通りやレンガ造りの建物が残る街並みです。アメリカ東海岸ではセントオーガスティン(フロリダ州)に次ぐ古い街としても知られています。
また、碁盤の目のように整った通りの中に小さな公園(スクエア)が点在していて、それぞれの広場にベンチやオークの木があり、歩いているだけで絵になる景色が続きます。




↑有名なレストラン「Husk」。1890年代に建てられた歴史的な建物を改装しています。


フォレスト・ガンプのあのシーンのロケ地
まずは映画『フォレスト・ガンプ』で有名なChippewa Square(チッペワスクエア)へ。
映画のベンチシーンはとても有名で、ガンプがバスを待ちながら人生について語るあの場面です。
Life was like a box of chocolates.
You never know what you’re gonna get.
ベンチは今は博物館に移されていますが、チッペワスクエアそのものは映画の雰囲気を十分に味わえる場所です。近くのベンチに座って記念撮影をぜひ!
私が訪れた時は、冬の夕方だったので観光客は少なかったです。


Cathedral Basilica of St. John the Baptist
ゴシック調の大聖堂は、サバンナの歴史を象徴する建物のひとつ。
その起源は18世紀にさかのぼり、フランスやハイチの革命を逃れた移民たちが信徒団体を作ったことから始まります。現在のゴシック様式の大聖堂は1876年に献堂されましたが、1898年の火災で一度焼失し、1900年に再建されたそうです。
外から見ても美しいですが、中に入るとステンドグラスがとても綺麗でした。



City Market
お土産屋さんやカフェが並ぶ広場で、少し休憩しながら街の空気を楽しみました。


River Street
サバンナ川沿いの観光通りでショップ、カフェ、レストラン、ギャラリーが並んでいます。
Boar’s Head Grill & Tavernでディナーいただきました。1959年創業で、地元のシーフードやステーキが食べれます。




まとめ
サバンナのHistoric Districtは、歩くだけで街の歴史や南部の魅力を感じられる場所でした。なんだか穏やかでとても雰囲気のいい街でした。私たちはフロリダへ向かう際に立ち寄りました。
今回紹介したスポットはすべて徒歩で回れるので、子連れの方にもぴったりです。
ゆったりした時間を楽しみたい人に、ぜひおすすめしたい街です。
