この記事では、実際に子連れで回った3日間のルートをもとに、無理なく観光できる回り方を紹介します。

イエローストーン国立公園とグランドティトン国立公園を効率よく回る方法や見どころを、子連れで実際に訪れた体験をもとにまとめました。

今回のロードトリップのメインは、やはりイエローストーン国立公園。
その手前にあるグランドティトン国立公園を通り抜けながら北上し、3日間かけてイエローストーンを巡りました。

イエローストーンは見どころが非常に多く、間欠泉や温泉、大峡谷、滝、野生動物スポットなどが園内各地に点在しています。
👉 そのため、事前に行きたいスポットを絞っておくことが重要です。

特に子連れの場合は、移動距離や遊歩道の長さ、アクセスのしやすさを考えながらプランを立てると、無理なく楽しめます。

私たちはジャクソンホール空港からスタートし、
👉 グランドティトン → イエローストーンの順に北上するルートで回りました。


イエローストーン&グランドティトンの回り方(モデルルート)

イエローストーン南側から入る場合、アクセスに便利なのがジャクソンホール空港(JAC)です。
山に囲まれたコンパクトな空港で、到着後すぐにレンタカーで移動できるのが特徴です。

私たちもここでレンタカーを借り、グランドティトン国立公園を観光しながら北上しました。
ジェニーレイクやオックスボウベンドなどの絶景スポットに立ち寄りつつ、そのままイエローストーンへ入る流れです。

👉 このルートのポイントは、「移動しながら自然に観光できること」

無駄な往復がなく、時間を効率よく使えるため、限られた日程でも満足度の高い旅になります。

また、空港から主要スポットまでの距離も比較的バランスが良く、子連れでも無理なく移動できるのもメリットです。

ジャクソンホール空港の外観 ワイオミング州の山に囲まれた空港ターミナル
山に囲まれたジャクソンホール空港。到着後すぐに大自然の景色が広がります

3日間のモデルルート(概要)

  • 1日目:ジャクソンホール → グランドティトン → イエローストーン南部(間欠泉エリア)
  • 2日目:間欠泉エリア → 北上しながら観光 → マンモスホットスプリングス
  • 3日目:北側エリア → キャニオン → ヘイデンバレー → 東出口 → コーディへ

👉 今回のロードトリップ全体(6日間)のルートや宿泊については、こちらの記事で詳しく紹介しています

イエローストーンの間欠泉とマウントラシュモアを組み合わせたロードトリップイメージ画像
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グランドティトン国立公園の見どころ

ジャクソンホール空港から北上すると、まず訪れるのがグランドティトン国立公園です。
イエローストーンに向かう途中に位置しているため、移動しながら自然に立ち寄れるのが魅力です。

険しい山々と湖が織りなす景色が美しく、短時間でも満足度の高い観光ができます。
👉 長時間のトレッキングをしなくても、車移動中心で絶景を楽しめるのもポイントです。

グランドティトンは見どころも多いですが、今回はイエローストーンをメインにしていたため、短時間でも満足度の高いスポットに絞って観光しました。

Jenny Lake(ジェニー湖)

透明度の高い湖とティトン山脈の景色が広がる、代表的なスポット。
湖畔を少し歩くだけでも、グランドティトンらしい美しい風景を楽しめます。

👉 子連れでも立ち寄りやすく、最初の観光スポットとしておすすめです。

ジェニー湖のサイン看板
ジェニー湖

Oxbow Bend(オックスボウベント)

川に映るティトン山脈のリフレクションが有名なビューポイント。
駐車場からすぐの場所にあり、短時間で絶景を楽しめます。

👉 朝や夕方は特に美しく、時間帯によって表情が変わるのも魅力です。

Oxbow Bend(オックスボウベント)

イエローストーン国立公園の見どころ

「世界で最初の国立公園」として知られるイエローストーン国立公園。
間欠泉やカラフルな温泉、大峡谷や滝、さらには野生動物との出会いまで、まさに自然のテーマパークのような場所です。

実際に訪れてみると、そのスケールの大きさに圧倒され、写真や映像では伝わりきらない迫力を肌で感じました。

私たちは南から入り、時計回りに園内を巡りながら東側の出口へ抜けるルートで観光しました。
👉 グランドティトンを通り抜けつつ、West Thumb、Old Faithful、Midway Geyser Basin、Mammoth、Canyon などの主要スポットを効率よく回ることができます。

また、温泉地帯では硫黄の香りが漂い、日本の温泉地を思わせるような雰囲気も感じられました。

北東部にあるLamar Valley(ラマー渓谷)は野生動物観察で有名ですが、今回のルートからはやや離れているため訪れていません。

イエローストーン国立公園のサイン看板

間欠泉エリア(West Thumb・Upper Geyser Basin・Midway Geyser Basin)

West Thumb(ウエストサム)、Upper Geyser Basin(アッパー・ガイザーベイスン)、Midway Geyser Basin(ミッドウェイ・ガイザーベイスン)など、代表的な間欠泉スポットが集まるエリアです。

オールドフェイスフル(間欠泉が集中するUpper Geyser Basin)や、グランドプリズマティックスプリング(Midway Geyser Basin)など、イエローストーンを象徴する景色を楽しめます。

👉 見どころが密集している一方で観光客も多く、駐車に時間がかかることがあります。
👉 木道(ボードウォーク)を歩きながら巡るため、歩きやすい靴がおすすめです。

オールドフェイスフル間欠泉の噴き上がり イエローストーン国立公園 Upper Geyser Basin
ダイナミックに噴き上がるオールドフェイスフルはイエローストーンを代表する名物間欠泉
グランドプリズマティックスプリング展望台からの景色 イエローストーン Midway Geyser Basin
展望台から見下ろすグランドプリズマティックスプリングの鮮やかな色彩は圧巻

北側エリア(Mammoth Hot Springs・Tower-Roosevelt)

Mammoth Hot Springs(マンモス・ホットスプリングス)やTower-Roosevelt(タワー・ルーズベルト)周辺のエリア。

段々状に広がる温泉地形が特徴のマンモスは、他の間欠泉エリアとは異なる独特の景観を楽しめます。

また、ルーズベルトエリアにはTower Fall(タワー滝)などの見どころもあり、自然の中で落ち着いた雰囲気を感じられるエリアです。

👉 マンモス周辺はホテルから徒歩で観光でき、朝の散策にもおすすめです。
👉 エリア内ではエルクなどの野生動物に出会えることもあります。

マンモスホットスプリングスのテラス状の温泉地形 イエローストーン国立公園
段々状に広がる白い温泉地形が特徴的なマンモスホットスプリングス
タワー滝(Tower Fall)の滝の景色 イエローストーン Tower-Rooseveltエリア
岩の間を流れ落ちるタワー滝は静かで落ち着いた雰囲気のスポット

東側エリア(Canyon・Hayden Valley)

Canyon(キャニオン)では大峡谷と滝のダイナミックな景色が広がり、イエローストーンの中でも特にスケールの大きさを感じられるエリアです。

また、Hayden Valley(ヘイデンバレー)は野生動物の観察スポットとして有名で、バイソンやエルクなどに出会える可能性が高い場所です。

👉 私たちが訪れた8月は気温が高かったためか、見られたのは数頭でしたが、それでも道路のすぐ近くまで現れ、間近で見ることができました。
周囲の車もバイソンを探しながら走っていて、見つけると路肩に車を停めて写真を撮る、という雰囲気でした。渋滞のようになることもあるため、運転には注意が必要です。

アーティストポイントから見たグランドキャニオンオブイエローストーンの滝と渓谷
アーティストポイントから望む大峡谷と滝の景色はイエローストーン屈指の絶景

ヘイデンバレーの道路沿いにいるバイソン イエローストーン国立公園 野生動物
ヘイデンバレーでは野生のバイソンが道路近くまで現れることも

👉 イエローストーンの見どころや回り方をより詳しく知りたい方は、こちらの記事でまとめています

宿泊について(公園内に泊まるメリット)

今回の旅では、イエローストーン国立公園内の宿泊施設を利用しました。

国立公園内の宿泊は料金が高めですが、移動時間を大きく短縮できるのが最大のメリットです。
特にイエローストーンは公園自体が非常に広く、エリア間の移動に時間がかかるため、園内に泊まることで効率よく観光できます。

👉 子連れの場合は、移動の負担が減るため特におすすめです。

Old Faithful Inn

私たちはこの日、歴史ある Old Faithful Inn に宿泊しました。
ロビーの巨大な暖炉や木造建築の雰囲気が素晴らしく、宿泊自体が旅の思い出になるホテルです。

館内は「Old House(古い棟)」と「New Wing(新棟)」に分かれており、私たちはオールドハウスのバスルームなしの客室に宿泊しました。

設備はシンプルで、シャワーは共用のシャワールームを利用しました。

食事については、館内レストランは混雑していて利用できませんでしたが、Bear Paw Deli でサンドイッチなどの軽食を購入できます。

私たちはそこで買ったものをテラスで食べながら、オールドフェイスフルの噴き上がりを見ることができ、印象に残る体験になりました。

👉 レストランを利用する場合は混雑することが多いため、事前に時間を考えておくか、軽食で済ませる選択もおすすめです。

オールドフェイスフル・インのロビー
オールドフェイスフルインの部屋
部屋に風呂なし、共同シャワーのOld Houseに泊まりました。
テラスから見える間欠泉、オールドフェイスフル
ホテルのテラスからオールドフェイスフルが見れます。
ロビーにある間欠泉の予測時間
予測時間がロービーに書いてありました。

Mammoth Hot Springs Hotel&Cabins

マンモスホットスプリングスでは、夏季限定のキャビンに宿泊しました。
シンプルな造りですが、公園内に泊まることで移動の負担が減り、観光の拠点としてとても便利でした。

テラスエリアまでは徒歩でアクセスできるため、朝の静かな時間にゆっくり散策できるのも魅力です。
実際に私たちも朝に訪れ、人が少ない落ち着いた雰囲気の中で観光することができました。

食事については、ホテル内の売店で軽食を購入できますが、選択肢は多くありません。
私たちは売店で買ったものを中心に、キャビンの外にある椅子で食べて過ごしました。

夜になると、同じように外で食事をしている人も多く、自然の中でゆったり過ごせる時間が印象に残っています。

👉 公園内はレストランの営業時間や混雑に左右されるため、軽食などを事前に用意しておくと安心です。

Mammoth Hot Springs Hotel&Cabins入口
Mammoth Hot Springs Hotel&Cabins、キャビンの様子
Mammoth Hot Springs Hotel&Cabins、部屋の様子
散らかっていますが、キャビンの部屋です。バイソンのぬいぐるみかわいい。

Buffalo Bill Dam(立ち寄りスポット)

コーディへ向かう途中で、バッファロービルダムにも立ち寄りました。

正直あまり知らないスポットでしたが、想像以上に景色がきれいで、思わず車を停めて見に行きました。

ダムの上からは広がる景色を一望でき、短時間でも楽しめる立ち寄りポイントです。

👉 コーディ方面へ向かう場合は、時間に余裕があれば立ち寄ってみるのもおすすめです。

バッファロービルダムの景色

まとめ

3日間という短い滞在でも、グランドティトンの雄大な山々や湖の景色、イエローストーンの間欠泉やカラフルな温泉、大峡谷や滝、そして野生動物との出会いまで、見どころをぎゅっと楽しむことができました。

イエローストーンは広大なため、事前にルートを決めておくことで、効率よく主要スポットを回ることができます。

子連れでの旅行でも、遊歩道(ボードウォーク)や公園内宿泊を活用することで無理なく楽しめました。
移動の負担を減らしながら、自然の中でゆったりと過ごせるのも大きな魅力です。

👉 初めて訪れる方でも、このルートをベースにすれば安心して計画できると思います。

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ABOUT ME
Gen-chan
アメリカ在住。渡米前から各地を旅し、現在は子連れで国立公園や都市観光を楽しんでいます。実際に回ったルートやスケジュールをもとに、再現性のある旅行モデルコースと体験レビューを発信。アメリカ生活や日々の気づきも綴っています。